ショック・・・渡瀬恒彦の兄貴が
渡瀬恒彦さんがガンで治療されているという
ニュースを見てショックでした。
最近は『9係』をシーズン毎に必ず観てましたし、
味のある『十津川警部』シリーズも欠かさず観てました。
ガンに負けるはずが無いと思っておりますが、
治療に専念していただき、克服してもらいたいですね。
でも、題名のようになぜ兄貴と呼ぶか。
それは広島を舞台にした映画に出演されていた
からなんです。
広島を舞台にした映画とは?
そうです、仁義なき戦いシリーズです。
若い方はよく知らないかもしれませんが、
仁義なき戦いのテーマ曲なら何度も聴いた事は
あるはずです。
バラエティ番組ではしょっちゅう使われていますよね。
何度聞いてもドキドキワクワクしてしまいます。
なんたって私のバイブルですから。
このシリーズは何回観たことか。
DVDはもちろん全巻持ってます。
関連本やグッズももちろん持ってます。
何度観ても面白いんです。
渡瀬さんは、このシリーズ4作品に出演されてます。
- 仁義なき戦い (1973年、東映) - 有田俊雄 役
- 仁義なき戦い 代理戦争 (1973年、東映) - 倉元猛 役
そして、
- 新仁義なき戦い (1974年、東映) - 北見登 役
- 新仁義なき戦い 組長の首 (1975年、東映) - 須川国光 役
ただし、新仁義なき戦い 組長の首だけは広島が舞台では
ありません。
どれも役どころはもちろんヤクザです。
悪いの何のって、はまり役どころかそのまんまじゃ
ないかって思ってしまいます。
目がギラギラ輝いているんですよ、これが。
色々と武勇伝がおありの方ですからはまり役
だったのかもしれませんね。
特に新仁義なき戦いの北見登 役は恐ろしい事を
平気でします。
こんな喧嘩の方法って他にはないと思うくらい
斬新且つ残忍なやり口です。
勝新太郎演じる青木組組長の首を獲る為に
敵対する難波組の組員達を急きたてる訳ですが
中々煮え切らない訳なんです。
すると難波組組員の玉井役の川谷拓三が渡瀬さんに
罵声を浴びせるんです。
すると渡瀬さん(北見)は舐めていた中指を川谷さん
(玉井)の目に指を突き刺すんですよ。
えぇ~?普通は殴るか蹴るかでしょ。
刺された川谷さんは、目がー目がーとのたうちまわる
のですが、渡瀬さんは『早よ、病院に連れていったれーや』
と他の組員に叫びます。
そんな理不尽な!と思うばかりです。
本当に恐ろしい役でした。
ご興味ある方は是非ご覧になって下さい。
兄貴の元気な姿、待っとりますけぇ