米軍機墜落の一報で考えること
沖縄本島東の沖合いで米軍機が墜落とのニュースが。
はて?どんな機種だろうと思っていたら、AV8B
ハリアーだったのですね。
幸いと言っては不謹慎かもしれませんが、島内に
墜落しなくて本当に安心しました。
このAV8Bハリアー、
これですが、よく映画にも出てきます。
「トゥルーライズ」にも出ていました。
岩国基地にも配備されております。
このハリアーですが、まず事故率が高い事で
有名です。操縦が難しい、整備も難しいとも
言われております。
もともとはイギリスが開発した戦闘攻撃機ですが
アメリカが採用し改造した機種です。
紛争の時に失ったハリアーは戦闘以外に事故も多か
ったみたいです。
少し古いデータですが、米軍全飛行機の事故率を
10万飛行時間に換算した場合には、6,76という高い数字が出ており、ワースト2位でした。
海兵隊だけで絞るとこちらも2位ですが、1位は
F-4(ファントム)という古い機種ですから
実質1位でしょうね。
ちなみに話題のオスプレイは、現機種のMV22
であれば1,93という低い数字でした。
まぁこの話は揉めるのでやめておきます。
とにかく事故率の高い機種がまだ沖縄やこちら
岩国でまだ飛んでいるのが怖いですね。
オスプレイうんぬんより、もっと事故率の高い
機種が飛んでいる現状をもっと報道すべきだと
思う今日この頃です。
ちなみに岩国基地のAV8BはF18とともに
来年までにはF35に更新されるという事なので
近隣は安心かもしれません。
AV8BもF18も音がうるさくて有名な機種
ですから、これまでよりは安心と騒音問題が
少し解消するかと思います。
これ以上の事故が無いように運用をしっかりして
欲しいと願うばかりです。